第19回:令和6年11月16日(土)薬局管理栄養士研究会 開催報告|<薬局・ドラッグストアの価値を高めよう~一次予防から三次予防まで管理栄養士の役割を考える~>

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第19回薬局管理栄養士研究会は終了しました。

令和6年11月16日(土)、オンラインサービスZOOMを活用し、城西大学坂戸キャンパスを配信会場として、第19回薬局管理栄養士研究会が開催されました。本研究会は、薬局・ドラッグストアに勤務する全国の管理栄養士が情報交換と相互の連携を図ることを目的として、毎年1回開催されるもので、今年で19回目になります。前年に引き続きオンライン研究会となりましたが、約80名と多くの方にご参加いただきました。


本年は、テーマを「薬局・ドラッグストアの価値を高めよう~一次予防から三次予防まで管理栄養士の役割を考える~」とし、基調講演、総会、口頭発表およびグループディスカッションを行いました。


基調講演では、薬樹株式会社 東郷直征氏より「薬局グループ特定保健指導 取り組み紹介と今後の展望」と題し、薬局管理栄養士の現状についてお話しいただいた後、薬局グループ特定保健指導の取り組みや事例をご紹介いただき、最後は管理栄養士が専門性を生かしながら薬局やドラッグストアで活躍する将来の展望まで発表していただきました。会員を対象とした総会では、第18回薬局管理栄養士研究会の開催報告や会計報告、ならびに本年度の事業計画、会計予算案などを会員の皆様と共有いたしました。

口頭発表では、薬局で行っている取り組みについてご報告いただきました。薬局管理栄養士として日頃の取り組みや、抱えている悩み、課題を共有していただき、今後の管理栄養士の在り方を考える貴重な時間となりました。

グループディスカッションは少人数制で行ったため、参加者の皆様と密に話すことができました。薬局・ドラッグストアに管理栄養士がいる価値や、より価値を高めるために今日からできることについて活発な議論の場となりました。

休憩時間には森永乳業クリニコ株式会社様より動画による製品紹介がありました。

終了後にはオンライン懇親会を開催し、日頃の悩みを相談したりし、少人数で和気あいあいと情報交換をすることができました。

会員化して2回目の研究会でしたが、参加者からは、「他社の取り組みが知れて、グループディスカッションもあり有意義な時間でした」「ぜひ来年も参加したいです」などの感想も頂戴しております。研究会にご参加いただきました皆様に御礼申し上げます。今後も薬局・ドラッグストアで活躍される管理栄養士を中心に、薬剤師や関連職種の方々を含めた情報交換や情報収集、互いの交流の場として、活発な研究会になることを願っております。

当日の基調講演と口頭発表4演題は以下のとおりです。

<基調講演>

「薬局グループ特定保健指導 取り組み紹介と今後の展望」 薬樹株式会社 東郷直征氏

<口頭発表>

演題1 アンケート調査からみた薬局における管理栄養士のニーズと認知度・栄養相談有料化について

○蛭田 愛理1),村上 阿津子 2),安藤 亜希子2)
1) アップル薬局内郷店,2)株式会社アップルケアネット栄養部

演題2 薬局管理栄養士の認知度向上に向けた現状と課題

○渡邊 菜摘,峪口 風花
株式会社メディカルリンク

演題3  栄養相談件数UPに向けた取り組みの効果と課題~声掛け強化月間を通して~

○赤堀 朋佳,祢津 愛加,森田 祐美子
株式会社フォーラル

演題4 株式会社パル・オネストの薬局管理栄養士活動について
    ‐健康イベントと有料栄養相談の取り組み‐

○新沼 優子
株式会社パル・オネスト イノベーション事業部 栄養サポート課

<情報提供>

森永乳業クリニコ株式会社様

主催:薬局管理栄養士研究会
後援:城西大学薬学部医療栄養学科、活水女子大学健康生活学部食生活健康学科
尚、次回の研究会開催に向けて、今回ご参加いただきました皆様、あるいは研究会にご興味がある方からのご意見ご要望をお待ちしております。

<ご意見等の連絡先>
薬局管理栄養士研究会事務局
pharmacy.registered.dietitian@gmail.com

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